2023さんさ踊り、コロナで自粛以来4年ぶりの開催に熱狂

2023さんさ踊り、コロナで自粛以来4年ぶりの開催に熱狂


2023年8月1日~4日、コロナから4年ぶりの「さんさ踊り」が行われました。
長男10歳と見てきた初日。平日だというのに、大変な人だかり。

盛岡の祭りがどんなものなのか?

リョウヘー

屋台の情報や解説も含めてレポートしていきます。

目次

さんさ踊りって何?

さんさ踊り2


さんさ踊りは岩手県盛岡市の夏祭りで、毎年8月1日から4日にかけて開催されます。

盛岡市内中心部で、約300の踊り団体、約1万5000人が参加し、約100万人の観客が訪れる大イベント。

さんさ太鼓と呼ばれる黒と赤のコントラストが際立つ太鼓をを打ち鳴らしながら、中央通りを踊り倒します。

踊りの種類は、「七夕(たなばた)くずし」、「栄夜差(えやさ)踊り」、「福呼(ふっこ)踊り」などがあります。

さんさ踊りは、盛岡市の夏の風物詩。
団体ごとにグループ単位で踊りの練習をし、本番に臨みます。

リョウヘー

団体は、町内会や会社、病院など。高校ごとの対決もあります。

さんさ踊りの由来は?

さんさ踊り3


藩政時代より続くさんさ踊りの起源については、盛岡市名須川町の「三ツ石伝説」が広く語られています。

昔、南部盛岡城下に悪鬼として知られる羅刹(らせつ)が現れ、人々を苦しめました。

困り果てた里人たちは、三ツ石神社の神様に退治を祈願し、その願いを叶えた神様は悪鬼を捕らえ、誓いの証として三ツ石に手形を押させました。

この岩に押された手形が「岩手」の名の由来であるとも言われています。

人々の喜びから、「さんささんさ」と三ツ石の周りで踊り始めたのが「さんさ踊り」の始まりとされています。

この伝承を背景に、さんさ踊りは市民総参加の祭りとして発展し、参加人数と共に太鼓の数も増加。

2014年には和太鼓同時演奏の世界記録も樹立しました。

踊りは、ミスさんさ踊りの華麗な演舞を先頭に、「サッコラチョイワヤッセ」という掛け声とともに、一般参加集団や伝統さんさ集団が力強く踊ります。

「幸せを呼ぶ、来る」と書いて「幸呼来(サッコラ)」と言い、この縁起の良い掛け声と共に祭りは大盛り上がりを見せます。

地域ごとに継承された伝統のさんさ踊りもあるため、踊りの種類が豊富で、勇壮でエネルギッシュな群舞は迫力満点。

また、戦勝祈願の踊りやお坊さんによってもたらされた由来など、さまざまな背景を持つ団体も存在します。

盛岡さんさ踊りは、その深い歴史と多彩な踊りで、地域の文化を彩り続けています。

何時から始まるの?

さんさ踊り4


さんさ踊りは、毎年8月1日~4日に盛岡市内中心部で開催されます。
パレードは18時から始まり、21時頃まで続きます。

お目当ての団体を見るのも良し、気になるあのミスさんさを眺めるのも良し。

あなたの好きなウォッチスタイルで臨みましょう。

2023スケジュール

出典:盛岡さんさ踊り実行委員会

屋台はどんなものがある?


さんさ踊りの屋台には様々な食べ物や飲み物が売られています。

513さんの焼きそばや、盛岡名物うす焼、今年はシュラスコも食べれるようです。


感想

4年ぶりの初日ということで、すごく熱量を感じました。
一緒に行った長男も熱気に当てられたのか、帰ってきてバタンキュー。

2日目は、高校生の競演会「さんさ甲子園」が行われました。

盛岡市内の3つの高校の生徒たちが元気な舞を披露し、青春の最中を感じさせてくれたり。

私は末っ子を肩車し、なんとか写真取りと動画取り。
汗だく祭りでした。

4日目は、世界一の太鼓大パレード。
最終日ということで、みなさん楽しみにしていたようです。

その迫力は見事な物。海外の方も多くいらっしゃって楽しんでおられました。


いかがでしたでしょうか?
ニューヨークタイムスに載った盛岡という街のお祭り。

注目されるのは単純にうれしいもので、このお祭りをきっかけに、もっと楽しんでくれたら。

また次回もお楽しみに。




参考記事
話題のパレード
盛岡さんさ踊り実行委員会
ときめく.とうほく

この記事を書いた人

リョウヘー
リョウヘー
自然食好き「子持ち4人のパパ」
添加物や体に優しい食べ物を紹介しています。
ECサイト「Non-GMO」店長。
週末は子供たちと公園祭り。趣味はBBQ。
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