最近、多くの人々が気になるトピックとして、加工肉に関連する発がんリスクが挙がっています。
特に、赤いウィンナーソーセージやハム、ベーコンなどの加工肉の摂取と、がんの関連性についての議論が巻き起こっています。
今まで食べていた加工肉って大丈夫なの??
そんな疑問や不安をいただいたりしちゃいますよね。
この記事では、ウインナーやソーセージの添加物がどんなものか、安心で安全な無添加ウインナーを紹介します。
真っ赤なウィンナー、その秘密とは?
子供たちがよく食べる、真っ赤なウィンナー。
私も子供のころ、よく食べていました。
しかし、加工肉の製造方法を知ってから、子供たちにはできるだけ摂取を控えるようにと話しています。
たこさんウインナーの赤い色は、元々コールタールから作られ、現在は石油製品から化学合成されるもの。
一部のタール色素は発がん性が疑われており、特に、タール色素赤3は甲状腺の腫瘍の増加を招く可能性が指摘されています。
その鮮やかな色は、タール色素という合成色素が原因です。
さらに、ウィンナーには発色剤として亜硝酸塩が使用されていることも知られています。これが肉のアミンと反応すると、発がん性のあるニトロソアミン類を生成する可能性があります。
ウインナーの添加物一覧
亜硝酸Na
亜硝酸Naは発色剤として使用され、肉に含まれるアミンと反応してニトロソアミン類という物質に変化することがあり、強い発がん性があるとされています。
リン酸塩
リン酸塩は、結着剤として肉を結着させる食品添加物の主成分で、加工肉製品に使用されて食感や風味を向上させる役割があります。
しかし、その過剰摂取はカルシウムの吸収を妨げ、健康被害のリスクがあるとされています。
ソルビン酸
ソルビン酸は、保存料として色々な食品に使われています。
過剰摂取すると健康に悪影響を与えることがあり、急性毒性、亜急性毒性、変異原性、慢性毒性および発がん性の可能性が指摘させています。
またソルビン酸は、アレルギー物質が含まれている場合があります。
タール色素
タール色素とは、石油から得られる芳香族炭化水素を主原料として合成される色素のことです。
食品、医薬品、化粧品、工業製品などの着色料、食品添加物として使用されます。
赤色○号や黄色○号などの名称で表示されることも。
沈着しやすく、シミやくすみの原因になることがあり、また、発がん性やアレルギーの懸念が指摘されていることがあります。
世界の健康機関が警告するリスク
2016年、世界保健機関(WHO)の国際がん研究機関(IARC)は、ソーセージなどの加工肉が「人にとって発がん性がある」と発表。
具体的には、毎日50gの加工肉を摂取することで、大腸がんのリスクが18%増加するとされました。
この発表には、消費者や食品業界が大きく動揺。多くのメーカーからは反発もあり、日本ハムの末沢寿一社長は、
「基本的に日本人の摂取量では問題ない」とコメント。一方、丸大食品はウィンナーの売上が2割減少したとも報告しました。
消費者の選択、そして真実
国立がん研究センターによれば、赤肉や加工肉の摂取が大腸がんのリスクを上げることは以前から知られています。
しかし、日本人の食生活や摂取量を基にしたリスク評価が必要です。
重要なのは、加工肉に含まれる添加物が調理時に化学物質を生成し、それらの化学物質が発がん性を持つ可能性があること。
無添加のハムやソーセージは高コストかもしれませんが、健康を考えるとその価格は納得できるものです。
おすすめの無添加ウィンナー
添加物を気にせずに安心して食べられるウィンナーも存在します。
信州ハム ミニウインナー・皮なし 90g
原材料:豚肉、豚脂肪、鶏肉、還元水あめ、大豆たん白、水あめ、食塩、酵母エキス、香辛料、
こんぶエキス、かつお節エキス、たん白加水分解物、醸造酢、コラーゲン/貝カルシウム(一部に豚肉・鶏肉・大豆を含む)
信州ハム ミニウインナー・皮なしは、発色剤・保存料が使われていない皮なしタイプのウインナーです。
お子様のお弁当の具にお使いいただけるミニタイプ。
アルファー 無塩せきウィンナーソーセージ 4本
●原材料:豚肉(国産)、還元水飴、食塩、砂糖、香辛料
●賞味期限:12日間
アルファー 無塩せきウィンナーソーセージは、原材料もシンプルで添加物は一切使用していません。
ファーマーズ 放牧豚ポークウインナー(4本 100g)
●原材料:豚肉(北海道産)、豚脂肪(北海道産)、食塩、砂糖(和三盆糖)、香辛料
ファーマーズ 放牧豚ポークウインナーは素材を北海道産にこだわった無添加ウインナーです。
ファーマーズ 放牧豚粗挽きウインナー(4本 100g)
●原材料:豚肉(北海道産)、豚脂肪(北海道産)、食塩、砂糖(和三盆糖、香辛料
ファーマーズ 放牧豚粗挽きウインナーは厳選された北海道産の豚を使ったあらびきタイプのウインナーです。
無添加なので安心してお使いいただけます。
信州ハム ポークウインナー・あらびき 100g
●原材料:豚肉(輸入)、豚脂肪、還元水あめ、食塩、水あめ、大豆たん白、ポークエキス、酵母エキス、たまねぎエキス、醸造酢、マッシュルームエキス、コラーゲン、香辛料/貝カルシウム、香辛料抽出物、(一部に豚肉・大豆を含む)
信州ハム ポークウインナー・あらびき100gは、様々な旨味エキスが加えられた、あらびきウインナーです
発色剤・保存料は使用していませんので、お早目のお召し上がりください。
まとめ
加工肉の発がん性リスクに関する情報は変わることがあります。
消費者としては、慌てずに情報を冷静に判断し、添加物をできるだけ避ける健康的な食生活を心掛けることが最も重要です。
この記事を書いた人
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自然食好き「子持ち4人のパパ」
添加物や体に優しい食べ物を紹介しています。
ECサイト「Non-GMO」店長。
週末は子供たちと公園祭り。趣味はBBQ。
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