腸内細菌が異常?ダメな食べ物と改善するための食品5選

腸内細菌が異常?ダメな食べ物と改善するための食品5選

ヨーグルトって健康に良いんでしょう?

私もそう思っていた時期がありました・・・

しかし、必ずしもそうとは言い切れないことはご存じですか?

今回は、腸内細菌に良くない食べ物や、改善するためのおすすめの食品を紹介します。

目次

腸内細菌に悪影響を与える食べ物

牛乳

私たちの腸内環境は、健康を維持する上で非常に重要な役割を果たしています。

しかし、日々の食生活がその繊細なバランスを崩してしまうことも少なくありません。

特に、腸内細菌に悪影響を与える食べ物を取ると、消化不良、炎症、さらには慢性的なお腹のトラブルを引き起こす原因となります。

カゼイン

加工された乳製品に含まれる物質。
腸内で炎症を引き起こすことが知られていますが、厳密には種類があります。

カゼインの種類

αs1カゼイン・・・牛乳に含まれる成分
αs2カゼイン
A1β-カゼイン・・・消化管の炎症
A2β-カゼイン・・・母乳の成分。アレルギーを起こしづらい
K-カゼイン(カッパー カゼイン)

リョウヘー

カゼインは種類によって炎症を起こします。

グルテン

小麦やその他の穀物に含まれており、腸内環境を乱すとされています。
特にグルテンに敏感な人にとっては避けるべき食品です。

グルテン不耐症

腹痛、下痢、頭痛、頭がぼんやりする、倦怠感、抑うつ、不安等の色々な症状がでることがある。
まだまだ分かっていないことが多く、診断基準は出来上がっていない。

高脂肪食

高脂肪食や砂糖が多い食事は、腸内細菌のバランスを崩し、有害な細菌の増加を促すことが研究で示されています。
欧米食や、ラーメン・揚げ物は、ほどほどにしておきましょう。

アルコールの影響と対策

お酒

お酒は楽しい夜の友だけど、腸内細菌にはちょっと手厳しい存在。

飲み過ぎると、腸内の微生物コミュニティにゴタゴタを引き起こし、炎症の原因になることも。
でも、完全にカットするのは難しいですよね?

アルコールが腸に与えるダメージ

アルコールを飲むと、体はそれを分解するためにアセトアルデヒドという物質を作り出します。

アセトアルデヒドは、腸の細胞にダメージを与え、腸のバリア機能が低下して、本来なら体に入れたくないものまで吸収してしまうことがあるのです。

スマートな飲み方

でも、お酒を楽しむことを完全に諦める必要はありません。
賢い飲み方で、腸に与える影響を減らすことができます。

お酒のアセトアルデヒド対策
  • 量を減らす: 濃度の高いウイスキーなどは控え、焼酎などの蒸留酒を飲むようにする
  • 質を選ぶ: 良質なお酒を選ぶことで、体への負担を少しでも減らす
  • 栄養でサポート: ビタミンB群や亜鉛、ビタミンCなど、アルコールの代謝を助ける栄養素を意識的に摂ることで、アセトアルデヒドのダメージを軽減
リョウヘー

サプリメントは海外製がオススメ。
iHurbというサイトが比較的購入しやすいです。

食品添加物の避け方

添加物を含む加工品

私たちの日常に溶け込んでいる食品添加物ですが、その中には腸内環境に悪影響を及ぼすものが存在します。
特に注意したいのが人工甘味料と乳化剤です。

人工甘味料の影響

人工甘味料は、カロリーゼロの甘さを提供しながらも、腸内環境を乱し、血糖値のコントロールを妨げる可能性があります。
さらに、アスパルテームやアセスルファムK、スクラロース、ネオテームなどの甘味料は、癌や体重増加、代謝障害といった健康問題と関連があるとの研究結果もあります。

乳化剤の危険性

乳化剤は、水と油を混ぜ合わせるために使用される添加物で、乳製品やマーガリン、菓子類、缶コーヒー、カレールーなどに広く利用されています。しかし、カルボキシメチルセルロースやポリソルベート80のような乳化剤は、腸内の有益な細菌を減少させ、炎症を引き起こすことが研究で示されています。

避け方のポイント

  • 成分リストをチェック: 特定の人工甘味料や乳化剤を含む製品を避けるために、成分リストを注意深くチェックしましょう。
  • 加工食品を減らす: 自宅での料理を増やし、加工食品の消費を減らすことで、乳化剤の摂取を避けられます。

和食の力

和食

腸内環境を整えるためには、食生活の見直しが不可欠です。ここで注目したいのは、伝統的な和食の力。
和食には、腸内環境に優しい要素がたくさん含まれています。

和食の特徴

和食は、野菜や海藻、魚といった食材を豊富に使用し、発酵食品も多く取り入れられています。これらの食材は、腸内細菌のエサとなり、善玉菌を増やす助けをします。

発酵食品の恩恵

味噌や納豆、醤油などの発酵食品には、プロバイオティクスが含まれており、これらは直接的に腸内フローラのバランスを改善します。

また、発酵によって生まれる酵素は、消化を助け、栄養素の吸収を促進します。

リョウヘー

プロバイオティクスとは、人間に有益な作用をもたらす微生物を表す考え方です。

脂質の質の重要性

和食は、動物性脂肪を控えめにし、植物性脂肪を適切に取り入れることで、腸内環境に負担をかけません。
特に、オメガ3脂肪酸が豊富な魚を中心とした食事は、炎症を抑える効果が期待できます。

腸内環境を改善する食品

納豆

腸内環境を改善する食事は和食ですが、その中の食品というと動物性食品ではなく、植物性の食品がキーになります。

豆乳の発酵製品

豆乳から作られる発酵食品は、腸内フローラにとっての宝庫です。

腸内フローラとは

●動物の消化管内に生息する細菌などの総称
●免疫細胞を活性化し、病原微生物から身体を守る腸のバリア機能を維持する
●腸内フローラのバランスが崩れると、便秘、下痢、腸内炎症、アレルギー、肥満、糖尿病、うつ病などの病気になる可能性がある


豆乳ヨーグルトは、乳製品を消化しにくい方にも優しい選択肢であり、植物性プロバイオティクスの源となります。

また、納豆はナットウキナーゼを含み、血液の流れをサポートし、腸内細菌のバランスを整える効果が期待できます。

これらの発酵製品は、腸内環境を整えるだけでなく、免疫力を高める効果も期待されています。

漬物

日本の伝統的な漬物は、発酵食品としての役割を果たします。
ぬか漬けには乳酸菌が豊富に含まれており、これが腸内環境を整えるのに役立ちます。

手作りのキムチや野菜の発酵ピクルスも同様で、腸内の善玉菌を増やすのにとても有効です。
ただし、スーパーの漬物は添加物だらけなので注意しましょう。

抗炎症作用を持つ食品

オメガ3脂肪酸を含む魚や、クルクミンを含むターメリック、抗酸化物質を豊富に含むベリー類などは、腸の炎症を抑えるのに効果的です。

これらの成分は、腸の壁を保護し、炎症を引き起こす要因から腸を守る働きをします。

おすすめの食品5選

腸内環境を良くする、体にやさしいオススメ食品を紹介します。

マルサン 国産大豆の豆乳使用豆乳グルト 400g

マルサン 国産大豆の豆乳使用豆乳グルト 400g

●商品重量:422g
●原材料:豆乳(大豆を含む)(国内製造)
●賞味期限:製造より21日

マルサンアイ株式会社の「国産大豆の豆乳使用豆乳グルト 400g」は、国産大豆を使用し、植物由来の乳酸菌で発酵させた豆乳ヨーグルトです。

大豆固形分9%でリッチな味わいが特長で、コレステロール0、大豆イソフラボンも摂取できます。

保谷納豆 有機認証国産小粒 40g×2

保谷納豆 有機認証国産小粒 40g×2

●原材料:【有機納豆】有機大豆(国産)(遺伝子組換えでない)、納豆菌【添付たれ】醤油(小麦・大豆を含む)、鰹節エキス、みりん、砂糖、醸造酢【添付からし】マスタード、りんご酢、食塩、水飴、唐辛子

保谷納豆 有機認証国産小粒 40g×2」は、有機認証された国産小粒大豆を100%使用しています。

化学調味料・保存料を使用していない特選タレ、無着色からしも付いているのがとっても良いところ。

保谷納豆 国産ひきわり2P 40g×2

保谷納豆 国産ひきわり2P 40g×2

●原材料:【納豆】大豆(国産)(遺伝子組換えでない)、納豆菌【添付たれ】醤油(小麦・大豆を含む)、鰹節エキス、みりん、砂糖、醸造酢【添付からし】マスタード、りんご酢、食塩、水飴、唐辛子
●賞味期限:9日間

保谷納豆 国産ひきわり2P 40g×2」は、国産のひきわり大豆を100%使用しています。

しっかりとした食感があり、安心の一品です。
化学調味料・保存料を使用していない特選タレ、無着色からしも付いています。

韓国食品 みん家白菜キムチ 250g

韓国食品 みん家白菜キムチ 250g

●原材料:白菜、にら、漬け原材料:だし汁(煮干、鰹節、昆布、干し椎茸)、唐辛子粉、砂糖、にんにく、えびの塩辛、大根、玉葱、リンゴピューレー、魚醤、純米酢、パイナップル、人参、ネギ、ごま、食塩、生姜
原料原産地名:国産(白菜・にら)
●賞味期限:開封前:20日

韓国食品 みん家白菜キムチ 250g」は韓国伝統製法で全工程手作りの本格キムチです。

国内産契約栽培の白菜を中心に、22種類の材料をバランスよく使用。
化学調味料・保存料を使用せず、辛さの中に甘みと深いコクがあります。

韓国食品 カクテキ・大根 250g

韓国食品 カクテキ・大根 250g

韓国食品 カクテキ・大根 250g」は、国内産の大根を使用し、自社製の4種のだし汁(昆布、煮干、椎茸、鰹節)やえびといわしの塩辛、韓国産の唐辛子をバランスよく配合しています。

化学調味料・保存料を使用していないので、安心して食べることができます。

まとめ

女性のお腹

私たちの健康を支える腸内環境は、日々の食生活によって大きく左右されます。

特に、腸内細菌に悪影響を与える食べ物として、加工された乳製品、グルテンを含む穀物、高脂肪食、そして砂糖が多い食事が挙げられます。

これらは消化不良や炎症を引き起こし、腸内フローラのバランスを崩す原因となり得ます。

アルコールの過剰摂取もまた、腸内環境に悪影響を及ぼします。アルコールは腸の粘膜を傷つけ、有益な細菌の活動を阻害することが知られています。

適量を守り、アルコール摂取後の腸内環境のケアを心がけることが重要です。

さらに、食品添加物、特に人工甘味料や乳化剤は、腸内細菌のバランスを乱し、炎症を引き起こすことが研究で示されています。

これらを避けるためには、成分表示を注意深くチェックし、自然な食品を選ぶことが肝心です。

和食は、、腸に優しい発酵食品や、抗炎症作用を持つ食材が豊富に含まれています。

納豆やぬか漬けなどの発酵食品は、善玉菌を増やし、腸内環境を整えるのに役立ちます。

腸内環境を改善するためには、これらの食品をバランスよく摂取することが大切です。

豆乳の発酵製品や漬物、オメガ3脂肪酸を含む魚、クルクミンを含むターメリック、抗酸化物質を豊富に含むベリー類など、炎症を抑える食品を日々の食事に取り入れることで、腸内環境の改善につながります。

全体的な食事の質を高めることで、腸内環境を整え、健康な体を維持することができるようにしていきましょう。

この記事を読んで、あなたの腸内が少しでも正常になれることを。

この記事を書いた人

リョウヘー
リョウヘー
自然食好き「子持ち4人のパパ」
添加物や体に優しい食べ物を紹介しています。
ECサイト「Non-GMO」店長。
週末は子供たちと公園祭り。趣味はBBQ。
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